2015/5/23
婚活パーティーが、すっかりトラウマになった訳は

(Aさんのケース)

  婚活パーティーが怖い~

 先日、鑑定にいらっしゃったAさん(36歳 男性・独身)からお聞きした話です。

 Aさんは最近になって、ようやく婚活を始めました。
 それで、「婚活パーティー」なるものに、デビューしたのでした。

 Aさんは、大手の会社に勤務する、気立ての優しい男性であることを、まず申し上げておきます。

 Aさんは数回、婚活パーティーに出たのですが、その初回の時の話です。

 会場では、男女「20対20」ほどで、短い5分ぐらいの制限時間の中で、1人ずつの相手と、挨拶&会話をして行くパーティ-でした。
 
 ですから、短い時間でいろいろ相手の情報を聞かなければならない事もあり、相手は第一声から現実的な突っ込み(Aさんはそう感じた)を入れてくるんですね。

 それですっかり、「婚活パーティーは怖い!」 という、トラウマになってしまったと言います。

  Aさんがトラウマになった女性たちの言葉

 婚活パーティーの、1人目の女性の第一声が、
 「あなた、年収はいくら!?」

 でした。
 この予想だにしなかった、いきなりの質問に、なんと答えたらいいものか、ウロタエていると、こちらが満足に質問もできない内に、1人目の制限時間は終わってしまった、というのです。

 それも、回ってくる女性から次々に、
 「あなたの年収は!?」

 だったといい、なんでも20人中・半数近くが、その質問からぶつけて来た、と言います。
 それで、女性陣に圧倒されて、「婚活って怖い~!」 というトラウマになってしまったそうです。

 それでも、2回目、そして3回目のパーティーと意を決して出るのですが、どのパーティーでも、この質問ぜめ。
 半数近くの女性が、この質問から入って来たそうです。

 それですっかり、怖がってしまったAさんでした。
 そりゃ怖いですよね~。

  Aさんの質問は・・・

 一方、Aさんの準備した質問は、
 「趣味は何ですか?」 とか、

 「休みの日は、何してますか?」

 という、優しい会話でした。

 そんなこんなで、数回出席した婚活パーティーは、一度もカップルになる事もなく、成果はありませんでした。

  でもなぁ・・・・

 それにしても、女性が、そんな質問からしたい気持ちは分からないでもありませんが、少なくとも男性側から見ると、

 「年収がいくらだって? この人とは少なくとも結婚したくないなぁ・・」

 という心理になる事は、申し上げておきます。

 もし、女性のあなたが初対面の男性に、
 「あなた年収いくら?」と聞きいて、「年収は3000万円以上ですが・・・」と返ってきた場合、あなたはフラれる訳ですから、この質問を真っ先からぶつけるのは、不利ですし危険です。

  女性だって・・・

 女性だって初対面の男性から
 「あなたバストは何サイズ?」 とか、聞かれたら、引くでしょう。

 そんな事しか考えていないの?と、思われて、相手にしませんよね。
 初対面のトークは、是非、柔かい挨拶から入りましょう。

  婚活パーティーの必勝法が見えた?

 でも、Aさんのこの話から、婚活パーティー必勝法が分かります。
 
 皆が「あなた年収は!?」から突っ込むのでしたら、あなたは逆に、普通の質問をしてみると新鮮で大受け?するのではないでしょうか。

 もっとも、「どうしても年収を聞きたい・・」というのでした、会話後半の方にチラッと・・・がいいでしょうね。

  Aさんは、最近では“趣味コン”に変更した!

 そこで、Aさんは最近の婚活を、“趣味コン”に変更したのでした。

 *趣味コン・・・同じ趣味を持った人たちが集まる出会いのイベントです。
 もちろん同じ趣味の人たちですから、会話も弾むし、簡単に繋がりを持てるのが特徴です。

 実はAさんですが、マラソンが趣味で、日本のあちこちのフルマラソンにも出場していると言いますから、マラソンコンパ、これはいいですね。
 
  走りながら会話する

 なんでも、マラソンで走りながら、「あなた年収は!?」 という人は1人もないそうですから、Aさんは、楽しいと言っています。

 「どこで走っているんですか?」
 「タイムどれぐらいですか?」

 なんて言うんだったら、共通の話題で、盛り上がりそうですね。

 という事で、今日は婚活パーティーのお話でした。

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