2010/10/02
 好みの中に因縁あり

●悪因縁とは”悪い好みの受け継ぎ”

 連日鑑定していて、つくづく思うことがあります。

 それは、「好みの中に因縁あり」 という事。

 どういう事かというと、実際鑑定していて、よく出会う例で言うと・・・

 父親が酒に溺れて肝臓ガンで若死にしたとすると、その長男がまた酒好きで酒に溺れて、同じ病気になる。

 あるいは、父親が浮気者で、何人もの女性と次から次と色に狂う、すると、その人の男の子が同じように女性に狂って家庭を壊す。

 などです。
 最初のケースから言えば、酒に溺れると言いますが、酒嫌いな人間にとっては「酒?まったく興味ないよ」、と言うように、因縁がないと興味も湧かない。
 つまり、親の悪因縁は、止められないほど酒好き・・という好みの中にある。(注ー適度にお酒を飲むのは問題ありません)

 また、2番目のケースですが、男はみな女に狂うのか? というと、そうではありません。
 女性にそれほど興味のない男性にとっては、必要以上の恋愛なんて面倒くさい・・という人も少なくない。あるいは恋愛以上に夢中になる事がある。
 つまり、悪因縁とは、不幸になるのに 好きで好きでどうしようも無い! という”好みの受け継ぎ”なのです。

 ギャンブル好き、買い物好き、なども同じですね。
 そんなの興味ないよ!という人にとっては、まったく疲れるだけです。

●いい因縁は歓迎しよう!

 反対に、いい因縁もあって、代表的なのが “才能の受け継ぎ” です。

 これなどは、例えば絵の大家の子供が、絵を描くのが好きで好きで大好きで、同じ絵の才能を大いに現す、などです。好みの中にいい因縁あり!ですね。

 これはDNAを受け継いでいるから、同じ運命を選択するとか言いますが、それ以前に、好みが似ていて、同じ事をしてしまうんですね。

 太った母親と似た体型に娘は多くがなりますが、これはDNAや、体質が似ているというより、同じく油物が大好きだったり、甘いものが同じように大好物だったりで、そうなります。

 ガン体質やガン家系というのも、親子が同じ食べ物、生活習慣を好むから、同様の病気になるのであって、運命づけられている訳ではありません。

 反対に長生きの家系は、親子が自然にいい物を好んで食べ、適度な運動や睡眠、ポジティブな思考形態を自然に好むからです。

 ですから親を見て、悪い運命に行く 悪しき好物や好む行動は意識的に避け、いい運命に行く食べ物や行動をとるように心掛ける事が大切です。

 それが、「親の(悪)因縁を脱却するとか、因縁を超える」、という事です。

 早い話、親が運命を失敗する事に至った 悪しき食べ物や行動は 反面教師として避け、反対を行なえばいいのです。

 という事で、今日は “好みの中に因縁あり” というお話でした。

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