2014/4/14
今はできなくても、チャレンジすれば、できるようになる

会計の仕事から、山仕事に転職したMさんの、
  もう一つの大変化

 一昨日の鑑定日記 (2014/4/12 転職によって、手相が大変化した話)でご紹介した、Mさんの手相で、もう一つ面白い話があります。

 Mさん(38歳 男性)のことを、もう一度、簡単にご紹介します。
 『プロ手相家養成スクール』・短期集中コース(第39期)の、4月講座に参加したMさんは、6年前、会計事務所・勤務時代に取った自分の手形の用紙を持っていらっしゃいました。
 そのときの手形と、現在の手相を見比べると、小ジワの状態が大きく違っていたのでした。
 会計事務所時代は、手のひらに小ジワがいっぱいで、山仕事をしている現在は小ジワなし。
 そしてMさんの手相には、もう一つ大きな変化がありました。

  Mさん、34歳で山仕事に転職する

 Mさんは会計事務所に4年間、勤めた後、34歳から山仕事(山の木を切る仕事)に転職しました。当然ですが、最初は山の仕事がハードで、体力が全然ついていかない状態でした。

 というのは、会計事務所では1日十数時間、ずっと座り続けて計算するのが日課で、もう、まったくと言っていいほど動かない生活なのでした。
 そこから、いきなり山仕事に転職ですから、もう最初の1年ぐらいは、毎日ヒイヒイ言っていたそうです。

 そりゃ、そのキツさたるや、きっと他の人の想像以上だろうと思います。

  山仕事に就いて、1年後に起った不思議な体験

 でも山仕事を続けていたMさんは、ある時、不思議な感触を覚えました。
 山仕事を始めて1年ほど経過した頃のことです。体が慣れてきたのでしょう、Mさんは、急に山仕事が苦しくなくなったというのです。

 「体がハードな山仕事に順応したんでしょうね。全然苦でなくなったんです。それで自分から一番ハードな(急斜面などでの)仕事を進んでやるようになりました」(Mさん))

 そんな体の変化を感じたMさんは、ある日、まじまじ自分の手相を見たのですね。すると・・・、

 「左手の生命線の途中から外側に、もう一本の生命線が出てきていて、二重生命線になっていたんです」(Mさん)

 その二重生命線は、外広がりで、活動的で精神力が増強されたことを示しています。
 Mさんは、この線が出てきた頃から、急に体力がついてきたのでした。

  手相が進化した?

 このように人は、初めは体力が備わっていなくて苦しくても、それを乗り越えようとしてハードな事に挑(いど)み続けると、それに耐えうる体力が補強されて、ハードな仕事ができるようになる、という事です。

 この「努力によって、能力が増強・補強される」という現象は、体力のみならず、知力や精神力など、あらゆる事においても同様です。
 その体力、知力が変化すると、手相も変化して教えてくれます。

 という事で今日は、手相が努力で吉相に変化した、Mさんの手相のお話でした。

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