2008/05/31
一番簡単に“幸せの時間”に入る方法

 今日は5月31日、明日から6月! いよいよ夏のシーズンに突入ですね。

 私は、6月は好きですね。毎年心が躍ってきます。激しく盛り上がって行く夏に向かうからでしょうか(笑)。

 ところで夏の想い出といえば、私の場合、冷やしたトマトを食べると蘇ってくるんです。それとパリッとした新鮮なキュウリを食べた時、蘇りますね~。いつも実家の高校時代の夏が蘇ってきます。

 鳥取県倉吉市の実家には、新鮮なその日の朝もいだトマトやキュウリを、毎朝、農家のおばさんが家に売りに来るんですね。それも取りたてですから、もう最高のご馳走でした。

 どちらも、ちょっと塩を付けて食べるのですが、その味覚に想い出が入っているんですね。懐かしい~。

 前にもお話ししたことがありましたが、日本人がアメリカに1人でしばらく居ると、ホームシックにかかる人が大勢居ます。私もニューヨークで1人で居るとき、そうなりかけました。そんな時、その寂しさを治す一番いい方法が、味噌、しょうゆを食べる事なんですね。それで治るといいます。
 何故かって言うと、ちょっと食べると、たちまち日本が蘇って、日本に居る気分になるので、ホームシックがたちまち治るんです。

 食べ物の記憶はすごいなぁ、と思います。

 想い出が蘇るものと言えば、音楽もそうですね。
 何かに夢中になっていた頃に聴いていた曲や、よく口づさんでいた歌は、何十年か経って聞いても、当時がありありと蘇ってきます。
 好きでよく聴いていたアーティストのアルバムと、自分の歴史が、同じ時間の想い出となってしまってあるんですね。それを音楽で引き出すと、一緒にその時の想い出が出てくる。

 淡い初恋や、苦い恋の想い出も、音楽と共にあることが多いし、苦労していた頃に流行っていた曲もある。
 曲を聴くと切なくなってくるとか、嬉しくなってくる、懐かしくなってくる。そんな想い出の曲が皆さんにもあることでしょう。

 そして、香りも想い出を引き出すと言いますね。

 いい想い出を引き出す食べ物や、音楽、そして香り、あるいは他の何か。それらに触れるといいですね。
 時間・空間を越えて、一番簡単に”幸せの時間”に入れます。

 
TOPページ