2009/05/12
一生懸命やった事に、ムダはない

部屋を片付けていたら、ずいぶん前に読んだ本(おそらく17年ほど前に買ったと思われる・・)が目に止まり、パラパラと読み返していました。

 その中に大勢の筆者の1人として、「勉強以外のひと通りのこと」というテーマで書いた、作家の故・中島らも さんの次のような文章がありました。

 高校、大学時代ほど勉強しなかった時期はほかに見当たらない。勉強以外のことはたくさんやった。
 漫画を書いて投稿する・・(プロを目指して挫折)。ロックミュージックに入れ込み、安物のギターを抱えて自分でも曲を二、三百曲書いた。詩を読み、そして書いた。
 地響きをたてて坂を転げ落ちていくような自分の成績を横目に見て、もちろんあせりはあるのだが、視線はどうしてもマンガやロックや本のほうに向いてしまうのである。

 それはそれで仕方のないことだと思う、よく“あの時勉強していたら”というようなことを言って悔やむ人がいるが人間は所詮なれるものにしかなっていないのだ。その時点その時点で自分にとって一番大事なものを選択していった。その積み重ねが今日自分が立っている場所なのである。
 後悔する必要はみじんもない。むしろ不幸とは、夢中になれることから目をそらせて自分を不自然にたわめていくことの中にある。

 僕が自分を落ちこぼれさせて夢中になっていた「勉強以外のひと通りのこと」は、30歳を超えてからジワジワと自分の役に立ちだしている。別に役にたてようと思って夢中になっていたわけではない。たぶんそういうものなのだろうと思う。
(「勉強以外のひと通りのこと」 作家 中島らも 一部抜粋)

 これが、目に止まった一文。

 私はこれまでの人生を振り返ってつくづく思うことがあります。それは、
“何でも夢中に真剣にやってきた事には、ムダがない” ということ。

 学生時代、また会社勤め時代や事業をやっている時、あるいは趣味や恋愛、家事、その他においても、その都度その都度一生懸命に夢中に生きてきたかどうか、という事が大切だと思います。そうしてきた人はその度に何か得ています。

 ところで私は今日の午後、『プロ手相家養成スクール』の第15期生(火曜日コース)の講座を行なった後、雑誌を読み、先月から書き始めている本を執筆し、この日記を書き(23:35分頃)、そしてこのあと~! みたかった映画のDVDを1本観るのです~。

 では。


          最新ニュース!

西谷泰人が、5/13(水)夜 テレビ出演します!  

今週5/13(水)の夜10:00~10:53 放送の、
久米宏さんの新番組『クメピポ! 絶対あいたい1001人』
(TBS・毎日放送系)に、西谷泰人が手相家で登場。
有名人ゲストの手相鑑定をします。

これまで、当番組で手相鑑定をしたゲストを紹介すると、
5/6のゲストは、女優の高畑淳子さんでした。
4/29のゲストは、タレントで酪農家の田中義剛さん。.
4/22のゲストは、太田光代さん。
           (爆笑問題の太田光さんの妻で社長)。
初回(4/15)のゲストは、大竹しのぶさんでした。

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