2010/04/24
ある男性が、M子さんの夢に
6年間 毎日出てきた理由は

 今日、鑑定にいらっしゃったM子さん(24歳)から、こんなお話しを聞きました。(M子さんにはブログ掲載の連絡済で、どうぞ という事でした)

 「先生、私は高校の卒業後から毎日必ず、同級生だった1人の男性の夢を見るんです」

 その男性は、どんな人?と聞くと・・・。

 中学・高校と何回か同級生だった男性A夫さんです、とおっしゃる。

 話を聞くと、A夫さんは(M子さんにだけは)とても奥手で、M子さんの事が大好きなのに 「好き」 と言えないまま6年間を過ごしたのでした。

 でもA夫さん、なかなか女子生徒にモテる男性だったそうです。で、M子さんも その彼に好意を持っていたのですが、彼からの言葉を待っていた。でも、好きなM子さんには超奥手になってしまうA夫さん。

 そうこうしている内に、M子さんに他の男性B(同級生)が言い寄って来る。
 寂しさから、Bと付き合うM子さんでした。

 M子さんとBは一緒に居られる時間を作るため、学校に1時間早く登校し、教室の中で2人で勉強をする事にしました。
 すると何時しか朝早から2人が教室に居る、という情報をキャッチしたA夫も1時間早く登校を始め、教室内はその日から連日、M子さんとB、そしてちょっと離れてA夫の3人が居るという何とも不自然な状態となりました。

 静かな教室の中です。M子さんはBと会話する事も出来ず、しょうがなく黙々と勉強するだけ。そんな状態が長い期間 続いたそうです。

 またA夫は、M子さんの行くところ、どうして知るのか、ことごとく着いて行くのでした。女友達と一緒に町を歩いていると、友達が「A夫があそこに居る~」、と教えてくれる。そんな事はしょっちゅうでした。

 これって、今で言う”ストーカー”ですね。
 そんなM子さん、Bとはやがて別れてしまいました。

 <A夫の夢>を毎朝見るようになったのは、高校を卒業して、A夫と会わなくなった時からでした。

 そして、20歳でM子さんはある男性と結婚する事に。
 でも結婚してからも、毎朝夢に出てくるA夫・・・。

 これって、つまりA夫の生霊(いきりょう)が、M子さんにべったり憑いている・・、という事です。

* 生霊(いきりょう)・・・生きている人の念。人は、他の人の怨み、ねたみ、怒り、あるいは片思いの好きだ好きだという強い執着の念を一定期間受け続けると、それらのマイナスエネルギーが(受けた人の)体に付着し、病気、事故、災難、対人関係のいざこざ、恋人間・夫婦間を裂こうとするエネルギーとなる。
 生霊の憑いた人(配偶者)に対し、人はとにかく腹立たしくなり、ケンカが絶えないことに。

 現にM子さん、独身時代は何人かの男性と交際するも、何故かいざこざが起こり3ヶ月と続かない。

 結婚した後も、夫に徹底的に尽くすのですが、夫からは見るだけでムカツク、といわれる始末。
 あんなにもとは優しかった夫が、人が変わったようになる。暴力も振るう。それで離婚する羽目になったM子さんでした。

 これが典型的な”生霊”にやられている症状です。

 最近では、ようやく生霊の力も治まってきたようで、A夫の夢は、見る頻度が減ってきたようです。
 M子さんに憑いていたマイナスエネルギーが、散々暴れたので、減ってきたのですね。
 生霊のマイナスエネルギーは、災いを起こすと(気が済んで)減っていく。

 こうして、離婚したM子さんが鑑定にいらっしゃったのでした。

 ストーカーに付きまとわれるとか、怨まれている、強く嫉妬されている、あるいは片思いの強い執着の念を3ヶ月以上受け続けている・・・。
 そんな人は、生霊に注意して頂きたいので、今日はM子さんのお話を紹介しました。

 という事で皆さん、今日の鑑定でのこぼれ話でした。

* 生霊についての内容は、拙著『人生は三度チャンスがやって来る』『占い師からのメッセージ』(共に創文刊)でお話ししています。ご参照下さ

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