『計画停電』 を初体験しました
今日は、東京電力が 関東地方をはじめとする9都県を5つのグループに区域分けして、順番に3時間ずつの停電をしていく『計画停電』を体験しました。
* 計画停電・・・先日の大地震の影響で生じた電力不足を補う為の、初めての試み。
鑑定オフィスのある横浜市泉区は”第1グループ”。
第1グループは当初、本日15日の15時20分~19時に計画停電を行うと言われていたのですが、遅れて16時からのスタートに。
まだかな・・・と思いながらテレビを付けていると、16時数秒後に、いきなり部屋の電気が落ち、テレビもインターネットも、そして電話も使えなくなりました。
でも、まだ外が明るい時間帯でしたので、ものが見えて大丈夫でしたが、夕方になって周囲が暗くなると、電気のない不便さをヒシヒシ感じる事に。
日没後は、明かりといえばここの前を走る車のヘッドライトの明るさで、窓から光が多少入る程度。
近所を偵察で歩いてみると、スーパーもデパートも、コンビにも、ファミレスも、全~部、真っ暗です。
何も買う事も、食べる事も出来ない街。いつもの活気ある街とは全然違っていたのでした。
計画停電の間は、暗闇の中で、ペンライトを付けて会話をしましたが、こりゃ寂しいものですね~。
暖房も切れていて寒くなるし、何も出来ない・・・。
被災地の避難所にいらっしゃる40数万人の皆さんに至っては、今日まで電気が付かなかったそうですから、地震後の数日間は、夕方から朝までの暗い内は、何もする事が無かった事でしょう。
テレビでやっていた被災地のドキュメンタリー番組の中で、60代後半と思われる避難所の体育館に座って居た男性のインタビューが、印象に残りました。
「これからどうやって暮らして行こうかと、かあさん(妻)と話していたところです」
家も財産も、家族も失って、途方に暮れて・・、まさに不安との戦いでしょうね。
そんな、被災者の方々の大変さが1000分の1くらい経験出来た、今日の計画停電でした。
この計画停電、4月まで まだまだ毎日続くそうです。
そう書いている時に地震が来ました。かなりゆれています。
という事で、<計画停電を初体験しました>、というお話でした。