2015/4/17
 “ため息”ばかりついている
T子さんに、忠告したこと

  あれもこれも行き詰って・・・

 今日鑑定にいらっしゃったT子さん(53歳)は、最近、ため息ばかりついているそうです。

 自分が肺の病気になって、治療したが、クスリが合わなくて、体調が悪いことから始まり、

 母(79歳)も病気になって、体が弱ってしまって、弱気なこと。

 弟夫婦の離婚問題で、巻き込まれて大変だったこと。

 そして、自分が主催しているある教室を、続けるかどうかで悩んでいること、

 などなど・・・が重なって、もう青色吐息でした。

 そこで私は、T子さんにこんな話をしました。

  うつ病研究の心理学の博士の話

 うつ病を研究する海外の心理学の博士が、ある時こう考えたのでした。

 「自分自身がうつ病になってみないと、うつ病の人の気持ちは分からない」
 そう言って、自分自身が、うつ病になろうと努力を始めました。

 そして、いろいろ試すのですが、なかなかうつ病になれない。
 困り果てた博士でした。

  博士、遂にうつ病になる!

 しかしです。最後に博士は、遂にうつ病になったのです。
 では、その方法は。

 実は、なかなかうつ病になれなくて、
 「ため息ばかりを、1日中つき続けた」 そうです。

 すると、本当にうつ病に罹ってしまったのでした。

 これが私が、T子さんにお話しした内容です。

 このように、ため息は、うつ病を呼び込むサインだったのです。
 皆さんも、ため息をつくようになったら、うつ病を警戒してください。

 そして、ため息をつくのを止めるだけでも、うつ病を防ぐ効用がありますので、意識して止めましょう。

 という事で、鑑定のこぼれ話でした。
 

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