2014/10/18
あの世の話、聞きました
(M子さんの祖父のケース)

日本のある地方の風習

 今日、新潟県から鑑定にいらっしゃったM子さん(35歳)から、お聞きした話です。
 興味深い内容でしたので、皆様にもご紹介しましょう。

 M子さんのお母様のご実家は、新潟県北部の内陸部にあります。

 その地方では、身内が亡くなると、いよいよ生前の行いに照らして行先が決まって旅立つことになる(と言われている)「四十九日」の数日前に、霊媒(れいばい)の人の所に行き、故人と会話をするのが恒例になっているそうです。

 それを、「神様を聞きに行く」 と表現するそうです。

  棺桶の亡き祖父に、あの世への旅支度

 M子さんは、母方の祖父が亡くなった時の様子を、次のように聞かせてくれました。

 「数年前に、母の父である祖父が亡くなったのですが、棺桶の亡き祖父に草履(ぞうり)を履かせて、私がヒモを普通の蝶結びにしていました。
 すると母が、『ヒモは縦結びにするものよ』と教えてくれて、母が縦結びに直してくれました」(M子さん)

  霊媒の人の所へ行く
  「三途の川を渡り・・・」と、亡き祖父から 

 そして以下、四十九日の数日前に行った、霊媒の人の所での話です。
 つまりM子さんの一族で、“神様を聞きに行った” という訳です。

 すると亡き祖父が出てきて、こう話されたそうです。

 「みんなに良くしてもらって、無時に三途の川も渡れ、草履(ぞうり)もどこにも引っかからずに行けた」(故・祖父)

 そして、孫娘のM子さんへの話も、少し出て、次のような言葉が・・・。
 「M子、車の事故には気を付けなさい」

 M子さんへの言葉は、それだけでしたが、その後どうなったかというと・・・。

  「事故に注意・・」 という、亡き祖父の言葉の、後日談

 その祖父の言葉の2ヶ月後のことでした。

 M子さんは友人の車と、自分の車との2台で雪道を走っていました。すると、前を走っていた友人の車が急ブレーキをかけたのですね。

 それで、慌ててブレーキを踏んだM子さん。
 しかし車はスリップして、前の友人の車の後部に突っ込んだのでした。

 友人の車の助手席の友だちは、首がムチ打ちになりましたが、後のM子さんを含む全員は無事でした。

 これが今日、M子さんからお聞きしたお話です。
 ご参考までに。

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