ここのところ、電話の手相鑑定で、ビックリした事が続きました。

コメディアンの故・南伸介さんが、転覆トリオではやらせたギャグ、「ビックリしたな、モウ～！」、というのがありましたが（ちょっと古いか）、私も思わず、それを思い出してしまいました。

送っていただいた手相コピーだけで、その人の性格が分かるって以前言いましたが、今回の話で、その意味がご理解いただけると思います。

その１　計量測定で、重量オーバーです　・・・おまかせタイプ
　Ｔ．Ｙ．４０歳　男性のケース

手相コピーが、計７５枚、封筒に入っていた～！　過去最高枚数記録！！「どれが良いコピーか、先生に選んでもらおうと思いまして」

ひえ～っ、分厚く重い封筒で、ザァ～ッと見るだけでも大変でした～～”

その２　恐怖の真っ赤な手相～’’’　・・・アイデアタイプ
　Ｎ．Ｙ．３３歳　男性のケース。

コピーで送ってきていた手相の色が、ホント、真っ赤なのです。

それで私が、「このカラーコピーは、色調節がおかしいですね？　こんなに真っ赤ですよ。それに何故か血管まで浮き出ていて、変ですよね」、と言うと、彼、
　「手相は暖めると良く出る（写る）と思って、お湯で両手を温めてからコピーしました」

ひえ～っ、どおりで血管までよく見える。
　それにしても、怖～い血に染まった赤い手相、、、って感じで、スゴかったです。

その３　　女秀吉が現れた！！　・・・体当たりタイプ
　Ｎ．Ｙ．４１歳　女性のケース

極めつけはこれ！

コピーとデジタル写真の両方で届いたのですが、右手のひらが、あちこち赤く腫上がり、傷だらけでボロボロ、、、痛そうでした。

そこで私が、「何で・・・？」と尋ねると、
　「西谷先生の手相の本に、秀吉さんが小刀で手のひらに運命線を彫った、という話があったので、私も手に彫ってから、そこに金ペンで書いて運をよくしようと思い、ペーパーナイフで切ったんです」

私は言いました。

「それじゃ入れ墨じゃないですか。あなた、手ボロボロじゃないですか！　もう女秀吉ですね。でも、そんな傷だらけじゃ痛いでしょう」

「痛いのは痛いんですよね～～」と彼女。

だいいち、女性がそんな太い運命線を彫って、どうするのォ。結婚が、ますます出来なくなりますよォ～～”

こんな発想をする女性は、やっぱり血液型Ｂ型に加え、手相も片手が、生命線・知能線の離れ型でした。やっぱし！

という訳で、世の中にはこんな、とんだ発想をする人がいるんです。