今週のエッセイ(331話)について


西谷先生、創文の皆様、こんにちは。
  広島のT.M.です。

いつも元気・勇気のでるお話を、ありがとうございます。
  エッセイ331話 「私たちは何かに守られている」、には本当に同感です。

6年前のアメリカ留学中に起こった出来事です。

約1ヶ月かけてアメリカ横断旅行をするにあたり、LAからNYへの旅行へ参加するつもりだったのですが、すでに予約でいっぱいだったので、NYからLAへの逆コースへ参加しました。すると、LAへ到着して数日後、あのNYでのテロ事件!あのとき、予約でいっぱいでなければ、私はNYでの滞在中にテロに遭遇していたかもしれません。。。

さらに、帰国する日の出来事。
  睡眠中、誰かに呼ばれたような気がして返事をし、その自分の声に気づいて目が覚めました。
  時計をみて大慌て!!
  普段寝坊なんてほとんどすることのない私が、無意識のうちに目覚まし時計を止めてしまっていたようです。
  あのまま誰かに起こされていなければ、アムトラックにも乗り遅れ、飛行機にも乗り遅れるところでした。
  このときは、心から「あ〜、ありがとう!私は絶対守られてるんだなぁ。」と思いました。

そして、「私は守られている」と思えば思うほど、些細なことでも守られ、困った時には必ず誰かが助けてくれるのです。

だから、ますます「私はとってもラッキー!」だと思えるし、ますます「助けられる」の好循環になっていると思います。

その分、困った人には手を差し伸べることを忘れずにいます。
  (もちろん、保証人になったり、お金を貸したりは絶対にしませんよっ!)
  「私の人生は良い人生!」って言える生き方をしたいですからね〜

これからも心の栄養となる素敵なエッセイを楽しみにしています。
  まだまだ暑い毎日ですので、お体を大切になさって下さいね。

(T.M.女性)


本当に私たちは、気が付く、付かないに関わらず、いっぱい助けられていますよね。

そういえば2001.9.11のテロの話で思い出したのですが、オーストラリアの水泳の金メダリスト、イアン・ソープは、テロ当日の朝ニューヨークにいて、貿易センタービルの階上で写真撮影をしようとしていたんですね。
  その向かう途中に、カメラを忘れた事に気付き、彼は引き返して、また向かっていた時にテロが起こった。
  もし忘れていなければ、死んでいたタイミングだったそうです。
  強く守られていますね。

これはおまけですが、テロ当日、ニューヨーク暮らし2年目の私は、自宅の高層アパートの一室から数キロ先に見える、崩れ去る貿易センタービルを見ていました。私の所から5kmぐらい離れていたのに、大きい建物だったので、1kmぐらいの近距離に感じました。その日からニューヨークの空気が変わったように思います。(西谷)





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