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第374話 |
更新日 2008年6月23日 毎週金曜日・夜6時にエッセイは更新します。 |
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新刊発売のお知らせ 今月6/13(金)から、新刊2冊が同時発売になりました! ★『暮らしに活かす夢判断』(西谷泰人著 創文刊) 定価1,400円+税 ※新刊についての詳細はトップページをご覧下さい。 ※新刊購入をご希望の皆様へ・・・恐れ入りますが、この新刊2冊に限り、創文の通販ではお求めになれません。全国書店、及び有名書籍通販でお求め下さい。 それでは、今週もトークショーのノリで行ってみましょう! ●犯罪者は、罪を犯す前に大凶方位へ行っている 「犯罪者は、罪を犯した後、大凶方位へ逃げる」と、故・高木彬光氏(推理小説家)が自らの方位学の著書で述べていました。 大凶方位へ逃げてくれれば、その犯罪者を捕まえやすくなるでしょうから、結構なことだと思います。問題は罪を犯した後ではなく、犯す前にあって、犯罪者は、罪を犯す前に大凶方位へ行っています。 今週は、稀に見る凶悪犯罪である6月8日の秋葉原通り魔事件を取り上げて、その検証をしようと思います。 人が持っているエネルギーには、プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーの両方があります。そのプラスとマイナスのバランスがマイナスに傾き過ぎた時に、犯罪に走ったり、事件を起こしたり、大病を患ったりします。 マイナスのエネルギーが溜まっている危険な状態かどうか、過去のその人の「引っ越し」や「旅行」の足取りを辿ると、見えてきます。 仮に凶方位へ立て続けに行って、マイナスエネルギーが強かったとしても、それを跳ね返すほどの精神力や体力、知性があれば乗り越えることができます。しかし三度、それも続けて大凶方位に、さらに長距離、長期間となると、かなりのマイナスエネルギーを受けることになり、相当な負担になります。 秋葉原通り魔事件(2008年6月8日)では、7名の尊い命が犠牲になり、更に10名の方々が重軽傷を負いました。被害者を初め、そのご家族、親戚、友人の方々は、どんなに憤慨され、悲しんでいらっしゃる事でしょうか。(亡くなった方も、あの世で、もちろん怒っています) 6月16日22時54分配信の毎日新聞の記事に、犯人、加藤智大(ともひろ 25歳 男)の詳しい足取りが掲載されていましたので、それを元に、高校を卒業してからの方位検証をしてみます。 加藤の生年月日は1982年9月28日で、本命星は「九紫火星」です。ちなみに血液型はO型。 秋葉原殺傷:加藤容疑者、流転の人生 はい上がる道失う (6月16日22時54分配信 毎日新聞より) 1、2001年4月(18歳)に、青森市から、岐阜県坂祝町へ移転。 西南60度へ、780km。 この年は、年盤が八白中宮で、西南60度は五黄殺。780キロも先の五黄殺への引っ越しなので“大凶方位”。 ここに2年間住む。人生で最初の大移転がいきなり大凶方位でした。これはなかなかの試練です。 彼が移転した五黄殺の方位は、最初はそれほど悪いように感じなくても、時間とともに泥沼に入るように行き詰っていく、という方位。更に、西南に凶方位が入ると「働く意欲が失われていく」という事になる。 2、2003年7月(20歳)に、岐阜から仙台市に移転。 東北60度へ、560km。 この年は、年盤が六白中宮で、東北60度には九紫火星が入り、彼にとって本命殺。 560キロも離れ、さらに東北には歳破が入るので“大凶方位”。 ここに1年半住む。 東北は、いい方位で行けば現状を打開できる方位になるが、大凶方位で行くとその反対。人生に行き詰る。 3、2005年4月(22歳)に、仙台市から埼玉県上尾市に移転。 西南60度へ、300km。 この年は、年盤が四緑中宮で、西南60度は一白方位。 彼にとって“吉でも凶でもない方位”で、ここに1年間住む。 ここで彼が再生できる可能性は少しだけだがあった。しかし、過去の移転で蓄積されたマイナスエネルギーが重過ぎたと思われる。 4、2006年5月(23歳)に、埼玉県上尾市から茨城県常総市に移転。 東北に近い、ギリギリの地点の東30度へ、45km。 この年は、年盤が三碧中宮で、東30度は一白水星の暗剣殺。旅行でなく引っ越しなので、“大凶方位”となる。 ここに3ヶ月住む。 もし茨城県常総市が東でなくて東北になったとしても、東北は彼の本命的殺(凶方位)で、凶方位に変わりはない。 ここでまた悪い運命にはまり込んでいく。東の凶方位は、向上意欲を無くし、自暴自棄になる、という作用がある。 5、2007年1月(24歳)に、茨城県常総市から青森市へ。 北30度へ、600km。 この年は、年盤が三碧中宮で、北30度は八白方位。“初めて吉方位”へ! ここに8ヶ月住む。ここで再生の可能性があった! 6、2007年11月(25歳)に、青森市から、最後の地・静岡県呉裾市へ。 西南60度 730km。 この年は、年盤が二黒中宮で、西南60度は八白土星の暗剣殺。遠距離の引越しなので“大凶方位”。 ここに7ヶ月居て、凶悪事件を起こした! 1、の時に述べたように、西南が大凶方位になると、働く意欲が無くなる。それに加え、これまで彼に積み重なったマイナスエネルギーが、本人の耐久限度を超え、最悪の事態(崩壊)となった。 事件は今年、2008年6月8日午後12時33分頃に起こりました。 犯人は、@五黄殺 → A本命殺 → B可もなし不可もなしの方位 → C本命的殺 →D八白吉方位 → E暗剣殺 と、合計4回の大凶となる方位への引っ越しをしていました。 大凶方位へ行っても、一度ぐらいならまだ大丈夫。しかし三度続くか、彼のように、三度の間に「吉でも凶でもない方位」への移転があっても、それは歯止めにならず、大凶の運命に突入していく事になります。 今までに鑑定をしたお客様を観察して、三度連続で大凶方位へ行くと、苦しい運命に遭遇することが分かりました。大病、倒産、離婚、破産、自殺、愛する者との死別、重いうつ病など・・・。引っ越しでの方位の作用は大きく働きますから、凶方位を犯した場合、いずれも大凶方位となります。 しかしそれならば、その反対に三度続けて吉方位へ引っ越しをしたら、大吉方位を取ったことになりますから、今まで不運だった人でも、大きく運命を覆すほどの強運な人生に変わる事ができるという事でもあります。どんなに「折り紙つきの不運な人」だったとしても、驚くほどの幸運人生への変貌も可能です! もちろん、引っ越しをしただけで変わるのではなく、人間が変わるほどの向上意欲が出て、良いものとの出会いがあって、結果として人生が変わります。それを可能にするのが、方位学のパワーの素晴らしさです。 ですから、すでに大凶方位に行ってしまっている人はどうしたら良いか、この事に関して、今月6月21日の鑑定日記でも述べましが、このエッセイでも述べておきます。 もしあなたが、過去に凶方位へ引越しをしていたら、それは運命です。私も、生まれて最初の引っ越しは、大凶方位でした。 1973年3月下旬に、二黒土星生まれの私にとって凶方位になる、鳥取県から名古屋近辺の東30度へ(350キロ先の引越しなので大凶方位)引越しをしました。確かに、かなりの苦労があったと思います、振り返るとそれは、自分を磨くことでもありました。(詳細は新刊「正しい方位学ガイド」で述べています) 多くの人が、人生のどこかで大凶方位へ行き、磨かれています。それは自分にとって必要な事だったんだと悟り、自暴自棄にならず、困難に対し降参さえしなければ、それは自分の成長とつながります。 そして方位学に巡り合って知識を得たら、大吉方位をこれからは取ることが出来ます。それはつまり、開運の時期が来たことに他なりません。大いに活用して、素晴らしい人生を勝ち取り(運命と自分に勝つ、ということ)、社会や人々の幸せに貢献できる人間に成ろうではありませんか。 という事で皆さん! 今週も、プラスエネルギーを増幅して、激しく盛り上がっていきましょう〜〜〜! P.S. それぞれの吉方位は、新刊の拙著「正しい方位学ガイド」(創文刊)のグラビアページ≪吉方位・凶方位早見表≫で分かります。〇印の方位が吉方位です。ご活用ください。 また更に詳しく、あなたの願いを叶える上で最高の引っ越し(旅行)の方位をお聞きになりたい方は、創文のホームページに掲載の、私が推薦する占い師の先生方に、ご相談ください。 |
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